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基板故障の見分け方

基板故障の主な症状と確認ポイント

電源まわりの異常(起動しない・電圧低下)

電源が入らない・起動しないといった場合には、電源まわりに異常が発生している可能性があります。この場合は、まずは目視で基板に破損や焦げ、異物混入が発生していないかを確認し、続いてマルチメーターにより電源の回路や主要部品の導通を確認します。

信号線のトラブル(通信エラー・断続動作)

信号線にトラブルが発生している場合には、マルチメーターにて導通・電圧の測定を行います。信号線や関連回路の各ポイントで電圧測定を行い、設計値と比較します。もし異常がある場合には、その区間に問題が発生していると判断できます。また、肉眼で確認し、断線や焼損などが発生していないかも確認します。

外観チェック(焼け跡・クラック・膨張コンデンサ)

基板に破損が発生している場合には、目視での確認が可能です。例えば焼けた後やクラックがないか、またコンデンサが膨張していないかなどをチェックすることで、異常が発生している部分を見つけられます。

故障診断に使うツールとテクニック

マルチメーターによる導通・抵抗測定

マルチメーター(テスター)を使用した導通確認や抵抗の測定は、基板修理において基本的であり重要な作業といえます。

導通チェックでは、回路がつながっているか確認します。この場合、通電状態では測定できないため、マルチメーターを導通モードに設置して、回路やパターンの断線・ショートがないかを確認します。また、抵抗を測定する場合も電源を切った状態で行います。抵抗やコンデンサなどの部品を測定し、明らかな異常値がないかを確認します。

この場合、回路図や基板の資料などがある場合には、正常値と比較しながら測定することで、異常の発生を判断しやすくなります。

オシロスコープで波形観察

オシロスコープは、時間軸で信号の変化を観測できる点が特徴なので、マルチメーターでは把握できない一瞬の異常やノイズの検出も行えます。

信号波形の観測を行う場合には、測定したい部分の入力・出力ピンに当てることで波形の観察が行えます。正常な回路であれば特定の波形が観測されるものの、異常が多い場合には乱れた波形になったり、ノイズが多くなったりします。

サーマルカメラ/赤外線測定の活用

基板の異常を診断するツールとしては、サーマルカメラの使用も可能です。例えば、回路にショートが発生した場合には大量の熱が発生するため、サーモグラフィーを使用することで、基板上に問題が発生している部分を特定できるようになります。

故障原因の切り分け方法

ハードウェア要因(部品劣化・製造不良)

ハードウェアが要因となっているかは、まずは目視にてコンデンサに膨らみがないか、焦げた部分がないか、ピンが曲がったり破損したりしている部分がないかといった点を確認できます。

また、最小構成での動作確認を行うことでも判断ができます。例えばPCの場合には、PC基板(マザーボード)、CPU、メモリ、電源ユニットのみを接続した状態が最小構成となりますが、他のパーツを全て外した状態で電源を入れます。この場合、BIOS画面が表示されるなら、取り外しているパーツのいずれか問題があることが多く、BIOS画面が表示されない・異常な音が鳴るといった場合には基板または接続している最小限のパーツのいずれかに不具合が生じている可能性が高いと判断できます。

そのほか、テスターや電圧測定により診断を行い、設計値と大きく異なっていないかを確認することでも不具合の可能性を把握できます。

ソフトウェア/ファームウェア要因

ソフトウェアやファームウェアに要因があるかどうか切り分ける方法は、例えば再プログラミングや初期化を行うことで症状が改善するのであれば、ソフトウェアやファームウェアが原因となっている可能性が高いといえます。

そのほかには、正常確認ができているファームウェアやソフトウェアへの置き換えを行って動作が正常化するかを確認する、ファームウェアのバージョンを確認する、解析ツールを使用してファームウェアを解析するなどの方法が考えられます。

環境的要因(湿度・静電気・温度ストレス)

湿度や温度を一定期間にわたって推移を記録することや、トラブルが発生したタイミングでの湿度や温度、天候などの記録により、トラブルが発生する傾向や環境条件の相関を調べるなどの方法が考えられます。

また、基板の表面や端子部の観察を行いう、ほこりや結露、カビなどの有無を調査するといったように、基板や部品そのものを診断するといった方法が考えられます。

見分けた後の対処と注意点

簡易修理 vs 部品交換の判断基準

切り分けによって故障の原因が把握できた後は、簡易修理を行うか、部品交換によって対応するかを判断します。どちらの対応を行うかは、故障の種類や損傷の程度、部品が入手しやすいか、修理の難易度やリスクなどから検討することになります。

プロ依頼が必要なケース

場合によっては、プロへ修理依頼が必要になるケースもあります。/span>修理の難易度が高く、専門的な技術や知識が必要になる場合や、損傷が深刻な場合、自身では部品の入手が困難な場合などに加えて、自分では修理を正しく行えるか不安な場合も、プロに依頼することがおすすめといえます。

修理後の再発防止策(定期点検・保護回路の強化)

修理を行った後は再発を防止するための対策を講じることが大切です。対策例としては、定期点検を行い正常に動作しているかを随時確認すること、保護回路の強化などが挙げられます。

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